心理学講座166 人見知りをしますか?

あなたは人見知りをしますか?

それとも人見知りをせずに、すぐに人とコンタクトがとれますか?

最初の人見知りは乳児期に起こります。
その過程を考えてみましょう。

生まれたばかりの頃は、両親や養育者の保護の元で生活します。
そして、両親や養育者を通して、人との対応を覚えていきます。

生後2ヶ月ぐらいすると初めての社会的な反応が出てきます。
身近な大人に対しての反応です。
泣いているときに人が近づいてくると泣き止んだりします。
あやすと笑ったりします。

3ヶ月になると母親や養育者の顔を識別するようになります。
そして、しきりに接触を求めてくるようになります。

6ヶ月くらいになると大人の注意をひこうとします。
よく抱いてくれるような人を見ると自分から乗りだしていったりします。

しかし、このころから、「人見知り」が起きます。
見知らぬ人に対して、不安の表情を表します。
時には、泣いたりします。

人見知りをするということは、それだけ発達したということです。
決して、悪いことではありません。
人見知りがないと、将来、だれにでもついていったりしてしまうからです。

上の子が乳児の頃。
私が抱くと、子供はよく泣いていました。
人見知りをされていたのだと思います。
日頃から接していないと、父親でも人見知りをされてしまうのですね。
子供が小さい頃から、父親も関わっておいたほうがいいと思います。