反対の心の状態を引き出せてこそ・・・

人は、自分と同じようなタイプを臨んだりします。
タイプが違うと、付き合いにくい、と感じやすいからです。
確かに、タイプが違うと付き合いにくいですね。
しかし、自分の本質と逆の特徴を引き出してこそ、自分が生きるということもあるのです。

例えば、話。
自分が話しているときには、相手に聞いてもらいたいですよね。
もし、相手が話してばかりでは、自分が話すことができません。
二人で一緒に話をしては、お互いに聞いてもらえません。
話をする側は、聞いてもらってこそ、満足するからです。

逆に、二人とも聞き手に回ってしまったらどうでしょう。
沈黙になってしまうかもしれませんね。
これはこれで、聞きたいという気持ちが満足しません。

話したいという心の状態と聞きたいという心の状態は反対の心の状態です。
話したい人は相手のききたいという心の状態を引き出せてこそ、話したいということが満足するのです。
逆に、聞きたいという人は、相手に話したいという心の状態にさせてこそ、良さが出るのです。

反対の心の状態は、合わないようですが、実は、補い合う関係なのです。
相手の反対の心の状態を引き出してこそ、自分が生きるのです。
反対だからといって、嫌ってばかりいると自分を活かすことができなくなるので、注意しましょう。

12月10日(月)は、人生心理カウンセリング講座です。
「反対の心の状態」について行う予定です。
10~13時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。

人生心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧いただければありがたいです。
よろしくお願い致します。