心理学講座24

心理学では心理現象を次のように考えています。
まず、人がどのような環境におかれているかです。
環境からの影響を受けて、人の心理は変化していきます。

次に、その人の内部でどのようなことが起こっているかです。
自分がおかれた環境をどのように受け取っているか、また、受け取ってどのように考えたり感じたりするかです。

その結果、どのような表情や発語、身体的運動をしているか、ということです。
つまり、どのような行動を起こしているか、ということです。

心理学では行動のことを心理ととらえます。
そして、環境のことを刺激と呼びます。
人に刺激を与えるものが環境だからです。
そして、刺激(環境)が人に与えた結果、出てくるものが行動です。
これを心理学では反応といっています。

刺激(環境)が人に作用した結果、行動(心理)が出てくると考えています。

刺激(環境) × 人 = 反応(行動・心理)

というような具合です。
このことを研究するのが、心理学なのです。
カウンセリングはこの心理学を応用したものなのです。