沈黙。

嫌な空気が流れますよね。
人は沈黙を避ける傾向があります。
沈黙は苦痛だからです。
ですので、沈黙にならないよう、話を切り出したりするのです。

カウンセリングの現場では、沈黙はよく起こります。
だからといって、カウンセラーが沈黙を破ることはよくありません。
クライアントさんが、考えていたりする時間であることがあるからです。
カウンセラーがせかしてしまうと、クライアントさんの考えがまとまらないようなことがおきます。
そうすると、クライアントさんの洞察が弱まり、悩みの解決につながらないのです。
ですので、カウンセラーは沈黙に慣れる必要があるのです。

カウンセラーにとっては苦しい時間かもしれません。
しかし、カウンセリングはクライアントさんの悩みを解消する場です。
カウンセラーとしては沈黙をうまく使うことが大切です。
そのためにも、沈黙に慣れていく必要があるのです。

明日は、心理カウンセラー養成科上級コースです。
「沈黙の重要性」について行う予定です。
13~17時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。