環境を変えることも考えましょう

カウンセリングを行っていると、どうしてもカウンセリングにこだわりすぎてしまうこともあります。
そのため、本当の意味で、ご相談者さんにプラスにならないこともあるのです。
カウンセラーはご相談者さんにプラスになることであれば、考え、取り入れていくことが大切です。
ご相談者さんの悩みの解決のために、最大限の努力をすることが大切だからです。

私も若い頃は、カウンセリングにこだわっていました。
憧れていたカウンセラーという仕事ができる喜びもあったからかもしれません。
しかし、気負いすぎていたのでしょう。
どうしても、カウンセリングで対応しようとしがちでした。

ただ、それだと改善しない方も出てきてしまいました。
その要因を考えた時、こだわりすぎていた、ということに気がつきました。
それから、カウンセリングだけではなく、分子栄養学や東洋医学、気功なども取り入れていくようにしました。
新しい手法を取り入れて行くにつれ、改善率が上がっていくのがわかりました。
その人に適した方法を提供できるようになっていったからだと思います。

カウンセリングの知識や技術は必要です。
でも、それにこだわりすぎてしまってはいけません。
カウンセリング以外の方法も頭に入れながら、カウンセリングを行っていくことも大切だと思います。

その一つが環境を変えることです。
例えば、不登校の子供をまた同じ学校へ行かせるのではなく、転校してもらうということです。
こういった対処法は良く行われています。
この方法をケースワークといいます。
適切にケースワークを行うこともカウンセリングでは必要なのです。

10月11日(日)は、心理カウンセラー養成科実践コースです。
「ケースワーク」について行う予定です。
12~15時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。

心理カウンセラー養成科実践コースにつきましては、TAO心理カウンセリング学院のこちらのページをご覧下さい。
よろしくお願い致します。