心理学講座104 神経型の発達

私たちの発達は様々な過程を経過していきます。
そして、部分部分で発達のスピードが異なっているのです。

リンパ型は12歳頃まで急激に発達し、成人の倍ほどになります。
その後、徐々に小さくなり成人の大きさになるのです。

それに比べて神経の発達パターンは異なります。
乳児期に急上昇していきます。
その急上昇は6歳ぐらいまで続きます。
6歳頃でほぼ成人の90%になります。
12~14歳くらいで、大人と同じ大きさになります。

このタイプに含まれるのは、脳、脊髄、感覚器官などです。
ですので、この時期はとても大切です。
特に、6歳くらいまでの環境が脳の働きに大きな影響を与えます。

環境の中でも大切なのが食事です。
脳も食べたもので作られるからです。
この時期の食べ方を誤ると脳のトラブルが出る危険性があります。
学習障害、ADHDなどのトラブルなどにも発展していく可能性があるので、要注意です。
何気なく食べさせるのではなく、脳によい食べ物をとらせることが重要です。

マーガリンやファストスプレッド、ショートニングは避けましょう。
甘いものも要注意です。
食品添加物にも気をつけましょう。
保存料、着色料などは危険です。

大人も避けたほうがいいです。
しかし、子供のほうが影響が大きいので、親が注意する必要があります。
欲しがるからといって、お菓子ばかりを与えていては取り返しが使い状態になることがあります。
日々の生活を大切にして行きましょう。