心理学講座108 運動能力の発達

発達の過程でもっともわかりやすいのは運動能力です。
特に、幼少期の運動能力の発達はすごいものがあります。
日に日にできることが増えていくのは楽しみでもあります。

運動能力の発達は脳の発達と大きな関係があります。
特に、年齢が低ければ低いほど、脳の発達と関係が深いです。
また、運動能力が発達することで、脳の発達を促します。
運動能力と脳の発達は相関関係があるのです。

運動能力が発達すると、生活空間が拡大します。
例えば、寝たきりだったのが、首を持ち上げることができるようになります。
すると、見える物が違ってきます。
これが脳の発達を促進するのです。

あなたも経験があるのではないでしょうか?

小学校を卒業してから小学校へ行った時・・・。

「こんなにグランドってせまかったんだ・・・」

視点が異なると見え方が異なるのです。
こういった経験を通して、知的発達や情緒的な発達、社会的な発達が促進されるのです。
心理的な意味でも運動能力の発達は重要なのです。