酸性食品とアルカリ性食品、覚えていますか?

酸性食品とアルカリ性食品。
一時、流行りましたね。
若い人は馴染みがないかもしれませんが、ある年齢の方は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私が子供の頃には、アルカリ性食品や酸性食品の分類表が冷蔵庫に貼られていました。
体は弱アルカリ性なので、酸性の食品を取り過ぎると体によくないという考え方です。

アルカリ性食品には、野菜(ほうれん草、ゴボウ、サツマイモ、ニンジン、里芋など)、果物(メロンなど)、海藻(ひじき、ワカメ、昆布等)、キノコ、干し椎茸、大豆などがあります。
酸性食品には、肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)、魚類、卵、砂糖、穀類(米、酢等)があります。
近年、酸性食品の摂取が増えているので、体調不良の方が増えているともいえるのです。

しかし、この考えは、日本では、1990年代に否定されました。
その理由は明らかではありません。
きちんとした反論もないまま否定され、消えていったような感じです。
この頃から、肉類や甘味類の摂取量が急激に増えています。
普及させたい側からするとこの考えはないほうがいいですね。
何かそういった力が働いたのかもしれません。

健康を考える上で、役に立つこの考え方。
今一度、見直してみることも大切だと思います。

3月31日(土)は、栄養心理カウンセリング講座です。
「酸性食品とアルカリ性食品」について行う予定です。
15~18時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。

栄養心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧いただければありがたいです。
よろしくお願い致します。