少林内頸気功講座2:先天の気と後天の気

私たちには、気というエネルギーが備わっていています。
そのエネルギーを活用して、生き、活動できるのです。

陰陽説では、この気エネルギーを先天の気と後天の気と呼びます。
先天の気は、私たちが生まれながらにして持っている気エネルギーです。
この先天の気を使い果たした時、命が尽きるのです。

後天の気は、私たちが日々の生活の中で取り入れ、利用していく気エネルギーです。
後天の気は、先天の気を補うものです。
後天の気を上手く取り入れることによって、先天の気の消耗を防ぎ、健康長寿につながります。

先天の気は五臓の腎に宿るとされます。
後天の気は、五臓の脾に宿るとされ、飲食物から取り入れられます。
また、五臓の肺は、気の出し入れをし、気を新鮮な状態に保ちます。
適切な飲食をし、呼吸をしていくことで、後天の気が適切に補われます。
先天の気の消費を少なくすることができるのです。             
つまり、寿命が延びることにつながります。
日々の生活を大切にして、先天の気の消耗を少なくしていくことも気功の目的の一つです。

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