ユングは、「偶然の一致」を検証しようとしていたのですね

３月３１日（日）は、人生心理カウンセリング講座でした。
「偶然の一致」について行いました。

「偶然の一致」。
人は時々、体験しますね。
その人のことを話題にしていたら、突然現れた、なんてこともあります。
虫の知らせなどもありますね。

この「偶然の一致」。
精神分析の巨匠ユングは、「シンクロニシティ」という言葉で表しました。
日本語に訳すと、「共時性」。
「意味のある偶然の一致」です。
因果関係がない２つの事象が、類似性と近接性を持つことをいいます。

私たちは、因果関係にどうしても目が向きがちです。
しかし、因果律に沿わない現象もあるのです。
因果律的に考えると、偶然の一致は、いろいろ選択した結果、偶然に見えるように二つの事象が巡り合った、ということかもしれません。
確かに、ちょっと時間がずれていたら、出会わなかったということもあります。
その時間を選んだから、出会ったというのです。

しかし、本当に、そうなのでしょうか？
「共時性」というのはないのでしょうか？
あのユングが一生をかけて、検証しようとしていたことです。
そこには、大切なものがあると思います。
「共時性」を学ぶことで、問題解決の糸口が見えてくるかもしれませんね。

次回は、６月３０日（日）の予定です。
「共時性の概念」について行う予定です。
１１～１４時、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。

人生心理カウンセリング講座につきましては、こちらもご覧いただければありがたいです。
よろしくお願い致します。

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