「認知の罠にはまってしまいますね」

12月22日(木)は、人生心理カウンセリング講座でした。
「心の融合の法則」について行いました。

人の認知には特徴があります。
一つのことが見えると他のものが見えなくなってしまうのです。
よく例に出されるのが、ルビンの壺です。
白い部分が壺に見えて、黒い部分が顔に見えるというものです。
私たちは、どちらも両方一緒に見るじんことができません。
どちらかに焦点を当てるともう一方を見ることができないのです。
両方見えているように感じるのは、瞬時に視点を動かしているからです。
ルビンの壺だとわかりやすいですが、これが日常生活や勉強だとわかりにくいです。

例えば、携帯電話やスマホ。
一生懸命探しているとき、なかなか見つからないことってありませんか?
ちょっと間を置くと、意外と身近なところや、先ほど探していた所にあったりしませんか?
そういったときは、認知の罠にはまっている状態です。

学習も同じです。
学びが進んでいくと、今行っているところに目が向いてしまい、以前学んだ基本的なことが見えなくなったりします。
決して、忘れたわけではありません。

「あ~、それか!!!」

回答を知ると、意外と単純なものだったりします。
この認知の罠から抜け出すことができると、カウンセリングがよりスムーズに進みます。
認知の罠の特徴を知り、罠にはまらないようにしていきましょう。

次回は、1月8日(日)の予定です。
よろしくお願い致します。

人生心理カウンセリング講座につきましては、ホームページのこちらもご覧いただければありがたいです。
よろしくお願い致します。