「五行は奥が深いですね」

11月17日(金)は、人生心理カウンセリング講座でした。
「五行諸類考」について行いました。

五行の勉強をしていると昔から抱いていた疑問が解けたりします。
例えば、征夷大将軍。
征夷大将軍の征夷とはどのような意味なのでしょうか?
征は、征服とか、征伐とかに使われますね。
では、夷はどうでしょうか?
この「夷」ですが、東夷からきているのです。
昔、中国では外国の民族に方向別に名前をつけていました。
東の外国の民族を東夷。
南の外国の民族を南蛮。
西の外国の民族を西戎。
北野外国の民族を北狄。
つまり、「夷」とは東の外国民族ということです。
征夷大将軍は、東の民族を征伐するための軍隊の大将という意味なのです。
幕末では、「尊皇攘夷」ということばが使われています。
これは、天皇を敬い、東夷を攘う(はらう)ということです。
ここでも夷という文字が使われています。
歴史を学ぶ上でも、五行は役に立つのですね。

次回は、12月11日(月)の予定です。
「暦と生活」について行う予定です。
10:30~16:30、神奈川教室です。
よろしくお願い致します。

人生心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧いただければありがたいです。
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