脱水予防に水分補給・・・?

10月20日(日)は、栄養心理カウンセリング講座でした。
「脱水の予防」について行いました。

私たちは、体内の2.5%の水を失うとのどの渇きを覚えます。
2.5%というと、体重が60kgだと1.5リットルになります。
成人の場合、一日1.5リットルくらいの尿が出ますので、その分、補給しないといけません。
もし、補給しないと、体内の水が減ります。
10%の水が失われると脱水状態になります。
60kgの方だと6リットルになります。

近年、水を飲まない人が増えています。
水分というと、飲み物であれば、いいと勘違いしてしまいます。
確かに、コーヒーやお茶、ジュース類なども水分といえば水分です。
お酒だって水分です。
しかし、こういった飲み物は、利尿作用があるため、水の補給にはならないのです。
のどが渇いている時に、甘いジュースを飲むと、よりのどが渇いた、ということはないでしょうか?
お酒を飲んだ後に、水が飲みたくなるということは、酒飲みであれば、経験があると思います。

もし、体内の水が20%減ると生理機能にかなりのダメージが起こります。
場合によって、命の危険もあります。
20%というと、60kgの方であれば、12リットルになります。

夏場は脱水に気をつける方も多いですが、意外と冬も脱水になりやすいのです。
冬は乾燥しているので、呼吸などから水分を失いやすいです。
冬の寒い時期の駅伝やマラソンの選手が脱水症状を起こすのは、呼気による消失が大きいからです。
適切な水分摂取を心がけ、脱水を防ぎましょう。

栄養心理カウンセリング講座につきましては、TAO心理カウンセリング学院HPのこちらをご覧下さい。
よろしくお願い致します。