あなたは鉄欠乏型のうつではありませんか・・・?

鉄とうつ・・・?
関係あるの、と思われるかもしれません。
鉄といえば、貧血。
鉄が不足すると貧血になるのは有名です。
ですので、医療でも、貧血のデータが出れば、鉄剤を処方されます。

この貧血がメンタルに大きな影響を与えます。
鉄は血液のヘモグロビンの材料です。
ヘモグロビンは、肺から酸素を受け取り、細胞へその酸素を送り届けます。
細胞はその酸素を使って、エネルギーを作るのです。

当然、脳も酸素を利用してエネルギーを作ります。
脳はとてもエネルギーが必要ですので、酸素もその分、必要です。
その酸素が少ないと、脳のエネルギーが不足します。
そうすると、脳の機能は衰え、うつ状態に陥ったりします。

マタニティブルーや産後うつなどの状態があります。
妊娠中や出産後にうつ状態に陥ることです。
その一つの要因は鉄不足かもしれません。
妊娠中は、赤ちゃんの分も酸素が必要です。
そのため、鉄の必要量も増えるのです。
また、出産後は、出血の後遺症で赤血球が失われています。
その上、母乳にも鉄は含まれています。
人の母乳を大人がなめると、鉄の匂いを感じるかもしれません。
こういったおともあり、鉄不足に陥ることがあるのです。

もし、あなたが鉄不足からくるうつ状態であれば、鉄を意識的に摂取することが必要です。
鉄剤を処方してもらうという考えもありますが、できるだけ食品からら摂取しましょう。
鉄は、レバーに多いです。
また、ほうれん草など緑の葉っぱの摂取もいいです。
心当たりがある方は、積極的に摂取しましょう。