免疫力を高めるために4:紫外線に当たりすぎない

コロナウイルス禍。
ワクチン接種が始まりました。
ワクチンで、多くの方はこれで安心、と思われるのかもしれません。
しかし、ワクチンよりも、まずは、自分の免疫力を落とさないことが大切です。
そのため方法は、いろいろとありますが、その一つが紫外線です。
紫外線は、免疫力を高める効果もありますが、下げる効果もあるのです。

紫外線は、体内のビタミンDを活性型に変えます。
ビタミンDは活性型になると働き始めます。
今、ビタミンDがコロナウイルスに効果があるといっている方が増えています。
ですので、ぜひ、日光に当たって欲しいところです。

しかし、問題は時間と量です。
紫外線に当たりすぎると、免疫細胞が破壊され、数が減ってしまうのです。
夏、海水浴で1日太陽に当たったりするのは、多すぎます。
免疫細胞が減少し、元の状態に戻るまで、約2週間かかるといいます。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
昔の人はよくいいましたね。

また、紫外線は、電磁波の波長の一つです。
波長の中でも短いものです。
紫外線より短い波長は、X線やガンマ線と呼ばれます。
このような波長の短い電磁波は、免疫細胞にダメージを与えます。
よく利用されるのが胸部X線撮影ですね。
これは、X線を利用しています。
また、CTなどもX線を利用しています。
この他、近年では、日常的に放射線を余分に浴びる可能性があります。
そういったことも意識して過ごすことが、免疫力を落とさないポイントになるのです。