あなたはオメガ3系の油不足のうつかもしれません・・・?

脳を構成しているのはなんでしょう?
神経、と答える方が多いかもしれません。
しかし、重量として一番多いのは脂質です。
つまり油ですね。
脳の重量の60%は油といわれています。
ですので、油の取り方が脳に大きな影響を与えるのです。

「魚の油は頭を良くする」
よくいわれることですね。
これは、魚に含まれるEPAやDHAといった油が脳の働きをよくしてくれるからです。
これらの油は、オメガ3系脂肪酸という油に分類されます。
この油が多いと脳の電気刺激などの伝達がスムーズにいきやすくなるのです。
逆に、少なくなると、伝達が滞ったりします。
そうすると、脳の機能が低下し、うつ状態になってしまうこともあるのです。
もし、あなたが魚をほとんど食べないようであれば、オメガ3系脂肪酸不足かもしれません。
魚を食べるようにすると脳の機能が回復してくるかもしれませんよ。

日本人が魚を食べなくなってから学力が低下したという報告もあります。
「ゆとり教育」などの問題もあるかもしれませんが、食事の内容の変化で、脳の働きが低下している可能性もあるのです。
私たちの身体は食べたものでできています。
脳も同じです。
身体に、脳にいいものを食べていきましょう。