糖尿病のご相談をいただきました・・・

先日、糖尿病の方のご相談をいただきました。
まだインスリンの注射までいっていないのですが、なかなか身体が思うようにならず、悩まれていました。
その方は、とても真面目な方で、医師の指示はきちんと守っていました。
栄養士からも指導を受け、真面目に取り組んでいました。
運動療法も頑張ろうと思っているのですが、思うように動けません。

「治る気持ちがないから」
「気持ちの問題」
「もっとやる気を出して!」

医療スタッフからはこのような言葉をいただいたそうです。
しかし、どうしても身体が思うように動かず、運動ができなくなった、といわれるのです。
「気持ちの問題」ということでカウンセリングを受けに来られました。
病院のスタッフに話をしても、励まされるだけなので、違ったところでカウンセリングを受けたかったそうです。

病院のスタッフは、忙しいということもあるのでしょうが、なかなか時間をとって話を聞いてくれません。
「運動はしたいのですが、身体が思うように動かない」と訴えても、「やる気」の問題にされてしまいます。
良く話を聞かせていただきますと、その方のタイプと指導に若干の食い違いがあることがわかりました。
そして、そこを改善していただきました。
2週間後、身体が動くようになり、運動もできるようになりました。
仕事にも復帰できて、ご本人もますますやる気が出てきました。
もちろん、血糖値も安定していて、医師には褒められたそうです。
ちょっとしたことなのですが、それに気づかないでいるとなかなか改善しなかったりします。

身体的な疾患を持っている方ほど、実は、心理的なカウンセリングは大切です。
話をしていただくことで、気持ちが変わったりします。
そして、ご本人が気づいていない問題点が見えたりするのです。
カウンセリングはメンタル的なトラブルだけに有効なのではありません。
身体的な疾患にも有効なのです。
身体的な疾患をお持ちの方は、心理カウンセリングを利用していかれるといいかと思いますが、いかがでしょうか?

TAO心理カウンセリング学院では、身体的な疾患の方のカウンセリングも行っています。
医療とはちょっと違った角度から、病気について考えて見ると、何かが見えてくるかもしれません。
TAO心理カウンセリング学院のカウンセリングにご興味のある方は、こちらからお問い合わせください。
お待ちしています。