正解は一つだけだと思っていませんか?

悩みの対処法 
どうも日本人は、一つの答えを求めがちです。
答えは複数あるのに、どうも正解は一つだと考えがちです。
しかし、実は、答えは複数あるということが多いのです。
これは、学校教育の弊害かもしれません。

例えば、足し算。
「3+3=□」
これが日本式ですね。
でも、次のように訊ねている国が多いです。
「〇+△=6」
このように問われると、答えが複数あるという考えになりやすいですね。

悩みを解決するためには、いろいろな対処法があります。
また、一つの対処法を行っていくと、状況が変わってきたりします。
変わった状況に対して、別の対処法が必要なこともあるのです。
しかし、初めに行った対処法で、そのまま進もうとしたりします。
そうすると、あるところから問題が解決できなくなってしまったりします。

ですので、状況に応じて適切な対処をしていくという考え方が大切です。
初めは最善だった方法も、次第に最善でなくなることがあることを理解していくことが重要です。
カウンセリングを行っていて、このように感じることがあります。
一つのことにこだわっていると、解決できなくなることが多いのです。